目次
環境基準 二酸化硫黄(SO2) mg/m3 環境基準の適否
大気汚染 光化学オキシダント(Ox) ppm データの集計
  浮遊粒子状物質(SPM)    
  二酸化窒素(NO2)    
  一酸化炭素(CO)    
  騒音    


  環境基準
環境基準とは、私たちの健康をまもり、生活環境を良い状態に保つために望ましい
環境の基準として、「環境基本法」で定められた環境保全行政上の目標値です。
↑画面の最初に戻る


  大気汚染
私たちをとりまく大気(空気)が、自動車排出ガスや工場排出ガスなどで汚されることです。
大部分の汚染物質は目に見えない汚れですが、ススなど目に見えるものもあります。
私たちの健康を守るための環境基準は、二酸化硫黄、オキシダント、浮遊粒子状物質、
二酸化窒素、―酸化炭素の5物質について定められています。
↑画面の最初に戻る


  二酸化硫黄(SO2)
刺激臭を有する無色の気体。主として重油や石炭などの燃料に含まれている硫黄分が燃焼 して発生するガスで、主な発生源は工場からのばい煙や自動車の排出ガスです。空気中の濃度が高くなると呼吸器を冒し、特に昭和30年代後半から40年代の高度経済成長期にはぜん息の患者が増加して大きな問題となりました。また、二酸化硫黄は、窒素酸化物とと もに酸性雨の原因物質となっています。   
環境基準は、1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ1時間値が0.1ppm以下であることとなっています。
↑画面の最初に戻る


  光化学オキシダント(Ox)
大気中の窒素酸化物と炭化水素が太陽光線中の紫外線によって光化学反応を起こして発生する酸化性気体(オキシダント)の総称です。光化学オキシダントの成分はそのほとんどがオゾンであり、光化学スモッグの原因となります。紫外線の強い初夏から夏にかけて高濃度になり、目や喉が刺激されるだけではなく、呼吸器障害などの人体影響を引き起こすほか、植物にも被害を与えます。
環境基準は1時間値がO.O6ppm以下であることとなっています。
↑画面の最初に戻る


  浮遊粒子状物質(SPM)
大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が10μm(マイクロメートル)以下の物質のことを指します。主な発生源としてディーゼル車からの排出ガス、焼却施設からのばい煙のほか、土ぼこりなどの自然物質も挙げられます。細かい粒子は肺の奥まで吸引されるため呼吸器系疾患を引き起こし、特にディーゼル車の排出ガスはベンゾピレン等の発ガン性物質や花粉症への複合影響物質として注目されています。
環境基準は、1時間の1日平均値が、O.1mg/u以下でありかつ、1時間値がO.2mg/u以下であることとなっています。
↑画面の最初に戻る


  二酸化窒素(NO2)
主として物が燃焼する時に空気中の窒素と酸素が反応することで発生し、燃焼時は大部分が一酸化窒素(NO)ですが、空気中に拡散しながら二酸化窒素(NO2)に変化します。都内における主な発生源は自動車ですが、そのほかに、工場や家庭からも排出され、呼吸器系疾患の原因ともなっています。窒素酸化物(NOx)の大部分は一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)です。
環境基準は1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでの範囲内、または、それ以下であることとなっています。
↑画面の最初に戻る


  一酸化炭素(CO)
無色無臭のきわめて有害な気体です。約9 割が自動車から排出され、血液中のヘモグロビンと結合して酸素の供給を阻害し、頭痛、吐き気などの症状が現れます。中毒症状になると、呼吸障害から死に至ることもあります。排出ガス規制の強化により、昭和44 年をピークに減少傾向にあります。
環境基準は、1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、かつ1時間値の8時間の平均値が20ppm以下であることとなっています。
↑画面の最初に戻る


  ppm(ピーピーエム)
ごく薄いガス状物質の濃度を表す単位です。
1ppmは1立方mの空気中に1立方cmの汚染ガスが含まれていることになります。
1%は1万ppmになります。
↑画面の最初に戻る


  mg/m 3
1立方mの空気中に1mg(0.001g)の粒子状物質が含まれていることです。
↑画面の最初に戻る


  大気汚染常時測定データの集計について
1時間値:1時間の平均値(測定データの基本単位)
日平均値:1時間値の1日分の平均値
月平均値:1時間値の1月分の平均値
年平均値:1時間値の年度分の平均値
↑画面の最初に戻る


  環境基準の適否判定

環境基準適否は、普通年間を通して測定し、年間の日平均値のうち、突発的な値に相当する部分を除いた 最高値(2%除外値または98%値)で判定します。この値が環境基準以下であれば環境基準達成とします。

2%除外値:

年間の日平均値について、高い方から2%の範囲にあるものを除外した日平均値の最高値です。
365日分の日平均値がある場合は、その高い方から2%=7日分を除外し(高い値が2日以上続いた場合は除外しません)高い方から8番目の値が環境基準を超えたかどうかで判定します。

98%値:  

年間の日平均値のうち、低い方から98%に相当する日平均値です。
365日分の日平均値がある場合は、低い方からその98%=358日目の値が環境基準を超えたかどうかで判定します。 2%除外値とほぼ同じになります。

↑画面の最初に戻る


  騒音
騒音とは「いやな音」、「ないほうがよい音」のことをいいます。
騒音と感じるかどうかは時と場合、あるいは人により異なります。また、昼間と夜間では周囲の状況が変わるため感じ方が変わってきます。
騒音の大きさは騒音レベル(単位はデシベル:dB)という騒音計の測定値であらわします。
これは、音の強弱(音圧、音のエネルギー)から計算された測定単位で、人間の耳に感じやすい周波数に重み付けされています。
音の大きさの目安(dB)
120 ・ 飛行機のエンジン近く
110 ・ 自動車の警笛(前方2m)
・ リベット打ち
100 ・ 電車が通るときのガードの下
90 ・ 大声による独唱
・ 騒々しい工場の中
・ 犬の鳴き声
80 ・ 地下鉄の車内
・ ピアノ
70 ・ 騒々しい街頭
・ 騒々しい事務所の中
・ 電話のベル
60 ・ 普通の会話
・ 静かな乗用車
50 ・ 静かな事務所
・ エアコン室外機の始動時
40 ・ 図書館
・ 静かな住宅地の昼
30

・ 郊外の深夜
・ ささやき声
・ 木の葉の触れ合う音
↑画面の最初に戻る